普光寺は、仁王門より本堂まで約600mも参道つづき、その脇にはかつて数多くの建物がありました。
東側には塔頭寺院六ヶ院が並び、西側には十六坊あったことが記録にあります。
悠久の時を超え、古より守り伝えられる普光寺を散策されてはいかがでしょうか。
境内に数多く一隅燈が並びます。種類としては御影石でできた春日灯篭で、現在境内には200基並び奉納されています。
『一隅燈』とは伝教大師最澄さまの山家学生式に記されている「一隅を照らす、すなわち国宝なり」にちなんだものです。年に2回、8月12日と12月31日の夜に万燈会を行い、先祖供養を修します。
本堂の前には一際大きい一隅燈があります。開山1350年を記念し建立しました。年に2度行う万燈会に点灯し、同時にライトアップも行います。総御影造りで高さは7m、総重量22tの大きな燈籠の迫力に圧倒されます。